中島寛の東京日記

富山県高岡市出身の不動屋です。 東京が大好きです。東京の不動産・日常から、日々の出来事まで感じたままに書きます。 地方と東京で生活、仕事をした経験をもとに東京23区内で賃貸オフィスビル仲介(主に地方から初めて東京に進出される企業様向け:ココカラ@東京 OFFICE )をしています。

2016年02月

歩道橋越えたあたりに君がいる気がして、やけに眩しい空。
~作り手不明


東京には沢山の歩道橋がある。


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僕が1番好きなのは、この青山通りの歩道橋だ。
本当は表参道と明治神宮を望む原宿駅前、神宮橋の交差点(コープオリンピア前)の歩道橋が好きだったけれど、約2年前に撤去されてしまった。


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渋谷方面は、右手にはこれから再開発を迎える都営住宅に、移転を控えた「Brooks Brothers」を見る。

次は表参道の交差点を過ぎ、青山学院を一番奥に見る。


そこから先は道が緩やかにカーブになり、実際に見えないけれど、時代の最先端「渋谷ヒカリエ」の存在を確かに感じる。
そこが渋谷駅だ。


3

人は見えないものを想像する時よりも、以前触れたものを呼び起こすとき、新たな街の魅力に出会う。

表参道~渋谷までの道は歩いたことがある方も多いと思う。


4

歩道橋から振り返って、外苑方面を見れば、右手には再開発中のavexさんの本社。

そして、かつての時代の象徴であった「ベルコモンズ」
ベルコモ、ベルコモ、ベルコモ。
取り壊しなう。


この1~1.5キロメートルばかりの直線に過去とこれからの東京が詰まっている。

それを見渡せるのが、この青山通りの歩道橋なのである。


まさしく地上4.5メートルのロマンだ。

この歩道橋の真ん中に立つと、青山通りを征した気分になる。


地上4.5メートルの支配者だ。

全国で歩道橋の撤去は始まっている。


景観と老朽化(維持費)の問題だ。

この歩道橋もいつかなくなるのだろうか。


今日は歩道橋日和

なあ、たまには歩道橋でその向こうに渡ってみないか??


※なお、「青山3丁目」という住所はありません。
「青山」という住所自体ありません。
「北青山」「南青山」に分かれます。

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1
トレッドミル(ランニングマシーン)なんて邪道である。
本格的なランナーな人にはそう言われるかもしれない。


なんで外を走らない?
よく聞かれる。


だって、
外を走ると虫に刺されるし、
膝痛めるし、
信号でリズムが崩れるし、
自分に負けるし、
暑いのも嫌だし、
寒いのも嫌だし、
晴れの日は紫外線で眼が疲れるし、
サングラスは苦手だし、
曇りの日は雨が心配だし、
雨に濡れたくないし、


つまりわがままだからだ。


2


その辺、24時間ジムは全てを解決してくれる。
テレビもネットも見れるし、スマホの充電もできる。
いつだって快適だ。


人は自分の体にはワガママで良いと思う。
だから、好きなだけ食べて飲んで、大金払って短期間で痩せることも良いと思う。


都心に引っ越して衝撃的だったことがある。
ジムにいる人の違いだ。


以前住んでいた板橋区のジムは、
・体型も健康も二の次で、井戸端会議をしにきたような親しみやすいおば様、おっちゃん達


都心の人達は
10頭身以上あるような、ザ・モデルな海外の方や、日本人の方も美男・美女かつ仕事が出来そうな雰囲気を醸し出している人たち。


実際は分からない。


負けるって思った。
こんな人たちが、身体にも気を使って、必死で汗を流している。

僕はどうやったら、勝てるだろうといつも思う。

ジムに行くといつも危機感でいっぱいになる。


3


だから、僕は明日も走る。


月間の目標走行距離は、410.8キロ。
北陸新幹線の東京から我が故郷の「新高岡駅」まで営業距離だ。

去年の6,7月には達成できた(はず)


一歩一歩が「かがやき=北陸新幹線の最速タイプ」になると信じている。
但し、1日に1回しか停まらないのは、残念だ。

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仕事で結果を出して、勝ち残った人だけが生き残ることができる街。


感情なんてどうでも良くて、勝つことがこの街のルール。

僕はそんな雰囲気が好きだ。


コーヒーをフィルターから落ちた一滴みたいに、あるいは浄水みたいに、多くが注がれたしても、この街に要らないものは問答無用で排除される。


東京フィルター。


田舎者の僕は(田舎者は関係ないかも)、東京が大好きだ。


ジャパンパッシング、東京パッシングという事が言われて久しい。
世界はもう日本を、東京を見ていない、シンガポールや香港などを見ていると。


そして、去年お会いした評論家の方も同じようなことを言っていた。


「富山はダイレクトに世界に繋がっている企業が多いから、もう東京なんて見なくていい」
と。


きっと正しいのだと思う。



でも。

東京は世界で有数の都市であることに変わらないし、日本で1番の都市だ。


地方に人にとって、「東京フィルター」を経験することは大切なことなんだと思う。


東京にきて、間もなく17年。

会社が倒産したり、借金を背負ったりしたり。
どれだけ頑張っても、ライバルよりも何倍も動いたのに負けることもあって、今だって順調なわけじゃない。


そんな時、超高層ビルが壁にしか見えなくて、すれ違う人が普通にこの街にいることができるのに、この人たちはこの街に入れるのに、自分はいることができない、いちゃいけないんだ、負けたんだなって。


冨山に帰るしかないのかなって思う。


でも、まだまだこれから。

絶対に東京フィルターを突破して、故郷に錦を飾るのだ。

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東京は音で溢れています。

どこに行ったって、音・音・音です。


僕は東京にきてから、東京の「音」が苦手です。
24時間絶えない車の音、時々爆音を立てて上空をとんでいくヘリコプター、スマホの着信音。


富山の田舎で、夏にはカエルの合唱と虫の声を子守唄に、秋には台風、冬には雷やあられ、雨が打ち付ける自然の音の中で育ちました。


なので、東京の人工的な音が嫌いです。


でも、少しずつ変化してきました。


音のないところに命は存在しません。


もちろん、騒音は無い方が良いのですが、音の向こうにこの街に集うみんなそれぞれの暮らしがあるのだと思う時、音は旋律に変わり、なんかいいかなって思うわけです。


さて、今日は東京に春一番が吹くようです。


春の音に耳を澄ましてみよう。


喧騒に
響き渡る
その暮らし

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激動の時代を迎えようとしているニュースを見て、何があっても桜を見る気持ちは忘れたくないなって思ったり、週末には春一番の予報もあったりして、自然と桜が思い浮かんだ今日。


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東京の桜の名所は多くありますが、強いて順番をつけるとしたら、ここの桜が1番好きです。

150本のソメイヨシノが並ぶ、全長700mに及ぶ桜のトンネル。


3

桜と超高層ビル。
正反対に位置するものが見事に調和しています。


周辺にはスウェーデン大使館、スペイン大使館、アメリカ大使館、多数の外資系企業。そして、ホテルオークラ。
和洋折衷的な雰囲気もあいまって、「綺麗」というより「美しい」と言いたくなる空気が流れています。


4


特に週末はオフィスからも人が少なくなり、静寂が桜の名脇役になります。

起伏に富んだ景色も東京の魅力のひとつ。


「榎坂」「仙石山」「城山」「麻布台」「溜池山王」
周辺の地名です。

坂道とともに、桜を楽しむのも中々良いです。

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